工場内の通路幅
- 工場内通路は、取り扱う車両の最小回転半径などを考慮し切り返しを行わずに、ストールへの出入りが可能な通路幅を設定します。
- 可能な限り通路の両端に入口と出口を別々に設け、一方通行とすることで車両移動時の安全性を向上させます。
一般的な車両(最小回転半径 6.0m以内)を取り扱うテクノショップの場合
通路幅 |
6.0m |
トヨタ車の最小回転半径は、ダイナ・コースターなどの一部の車種を除き、6.0m以内です。従って、通路幅は6.0mを基準に必要な幅を確保します。

ダイナ・コースターを取り扱うテクノショップの場合
通路幅 |
8.0m |
ダイナには、最小回転半径が 7.0mを超える車両や、フロント/リヤオーバーハングが大きい車両もあるため、通路幅は8.0mを基準に必要な幅を確保します。

レイアウト上のポイント・留意点
- 出入口1ヵ所の場合は、通路で対面通行となるので通路幅を広くとるなど工夫します。
- 屋上駐車場や2Fにショールームなど構造物がある場合は、テクノショップ内に柱が必要になるので車両の出し入れに影響しないように柱の位置も工夫します。
プラスONE提案
建屋面積が限られ通路幅が取れない場合には、ストールを斜めに配置することで6.0mを切る通路幅で運用している事例もあります。
