リール類
- エアーホースや100Vコンセントリール、リフトリモコンスイッチなどのリール類は、ストールで行う作業の内容によって、取り付け位置や必要数が異なります。
- 各ストールにおける、使用エリアや頻度に基づき、最適な取り付け位置を決定します。

設置のポイント
- リール類はホースなどが下がっていても、車両に当たらない位置に設置します。

- リール類の高さは、先端が床面から1.7~1.8mの高さになるように設置します。

設置位置

設置の考え方 |
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❶ |
入庫車両の殆どは右ハンドル車のため、一般的には右側前方に設置します。 |
❷ |
左面の作業効率を向上させる場合は、左側にもエアーホースリールを増設します。 |
❸ |
タイヤ交換などの足廻り作業が中心の場合は、ホイールベースの中間辺りに設置します。 |
プラスONE提案
オイルガンを設置する場合は、左右のストールで共用できるようにストールの間に設置すると便利です。
設置レイアウト例

※旧版のファシリティーガイドの参考プランAの事例です。
場所 |
設置リール類 ( )内は必要数 |
車検ストール |
❶3連リールBOX(1)、❸可動式エアーホースリール(2)、❹100Vコンセントリール(1) |
点検ストール |
❶3連リールBOX(1) |
一般ストール(軽作業) |
❶3連リールBOX(1) |
一般ストール(重整備) /故障診断一般ストール3 |
❶3連リールBOX(1) |
完成検査場 |
❷エアーホースリール(1)、❹100Vコンセントリール(1)※ |
※黒煙測定器を使用する場合は、エアーホースリールも必要となります。