ここでは、オープンに向けて必要端末・什器の手配や認証取得の手続きを行います。 設計事務所や整備機器メーカーとともに、サービス関連設備・機器の受入検査を実施します。 着工〜竣工 (1)起工式【N−10ヶ月】 (1)起工式 このタイミングで、店舗全体のai21関連機器(TMCへの利用申請を含む)や、什器などの手配を行いますので、サービス部門で使用するai21端末やプリンター、什器などの必要数を決定します。 各種手配の詳細は、「店舗づくりナビ」内の当該工程を参照ください。 ai21関連機器の機種選定のポイントは、次のとおりです。 機能 機種選定のポイント SMB (サービスマネージメントボード) 常設ボード推奨PCは、「1画面仕様」と「2画面仕様」の選択が可能であり1画面当たり7ストール(7人分)の表示が可能。⇒店舗のストール数(またはエンジニア数)に応じた機種選定をお願います。また、価格の低い、汎用PCの使用も可能です。※推奨PCの「1画面仕様」および汎用PCともに、画面スクロール機能により、8ストール(8人)以降の確認も可能です。 CSボードこちらも推奨PCを設定しておりますが、余剰PCと余剰モニターを組み合せて使用することも可能です。 車検帳票管理機能 プリンター指定整備記録簿の印刷には、オプションの「A3トレイ」が必要です。 着工〜竣工 (2)現場定例会 (2)現場定例会 ここでは、工事の進捗確認や仕様変更などへの対応を行うとともに、オープンまでに認証が取得できるよう、認証取得に必要な実施事項の確認と、「申請」から「交付」までの期間(約30日)を勘案した、準備スケジュールの立案を行います。 また、水質汚濁防止法/下水道法や、騒音/振動規制法上の特定施設を設置する場合は、定められた期間内に届出できるようそれぞれの準備スケジュールの立案も併せて行います。 認証取得の主なポイントについては、次のとおりです。 実施事項・リードタイム ポイント 整備振興会への事前確認・相談 建物の「検査・引渡し」後、すぐに支局による「現地確認・審査」を行っていただき、オープンまでに認証取得が完了できるよう、申請書提出期限の確認や、スケジュール調整を行ないます。 申請書類、申請の流れについては、『関連法規一覧 道路運送車両法』を参照ください。 道路運送車両法 申請書類 準備 建物の各種検査の合格が判明次第、テクノショップにて認証基準寸法の確認・実測を行い、申請書類を完成させます。 認証に必要な機器類の納入が完了し、必要な書類などが全て手元に揃っているか、併せて確認を行います。 申請書類 提出 整備振興会経由で、支局に申請書を提出します。 整備振興会への事前確認・相談 支局による「現地確認・審査」の立会いを行います。 建物に関する“建築確認書”や各種“検査済証”などの提示を求められるケースもありますので、予め準備しておくことをお奨めします。 審査終了後、問題がなければ運輸局長に書類が送付され、認証されると、支局が交付準備を行います。 認証交付 支局にて「交付式」が行われ、“認証書”と“プレート”を受領します。 実施事項のタイミングは、「検査・引渡し」から、「オープン」までの期間が1ヶ月のケースを例に記載しております。異なる場合は、それぞれのリードタイムを確保可能なスケジュールの立案をお願いいたします。 着工〜竣工 (3)検査・引渡し【N−1】 (3)検査・引渡し ここでは、サービス関連の設備・機器や付随施設などについて、設計事務所(施工管理者)や整備機器メーカーとともに、受入検査を行います。 また、併せて整備機器メーカーより、設備・機器についての取り扱い説明を受けます。 受入検査のポイントは以下のとおりです。1. サービス設備・機器や什器などは、図面どおりに施工されているか?2. 各サービス施設の機能や、仕上がり・建付けなどの不備はないか?3. サービス設備・機器の「取扱説明書」や「保証書」などの必要書類は揃っているか? 不備があった場合は「対応内容」と「対応完了予定日」を確認し、計画どおりの実施をフォローします。 プラスONE提案 「TECSET」や「車検見守りシステム」などの推奨システムを導入する場合は、機器購入など事前準備が必要になる可能性があります。下記リンクを参照し、オープン日に間に合うように準備を進めてください。 TECSET(外部ページ)>車検見守りシステム(外部ページ)>