部品整備作業場は、認証基準で対象とする自動車の種類ごとに、必要な面積が 定められております。必要面積は確保するのは勿論のこと、エンジンやミッション、足回りの分解・組付作業を行うとこができる程度の余裕あるスペース確保します。 作業の効率を考慮し、一般ストール(重整備)と隣接した位置に配置します。 タイヤ整備エリアは、機器の可動範囲や使いやすさを考慮し、十分な作業スペースを確保します。一例として重整備エリア横に設置していますが、オペレーションを考慮して、点検ストールの近くや車検ストールの近くなど最適な場所に設置します。 ※画像はイメージです 部品整備場 必要スペース(認証基準) 認証基準で定められた基準スペースは以下になります。 道路運送車両法 対象とする自動車 面積 普通自動車 大型 12㎡以上 中型 小型 10㎡以上 普通自動車(乗用)四輪小型自動車 8㎡以上 部品整備作業場の有効面積は、離れた場所に分割されていても、合計面積が基準値以上であれば、認められる場合もあります。詳しくは、管轄する自動車整備振興会へご確認ください。 必要最低値(参考) 照度 750lx 電源 6ヶ所(100V)、5ヶ所(200V) エア 2ヶ所
機器 A グラインダー B チェーンブロック C 部品洗浄槽 D (大型)エンジンリフター E ホイールバランサー F タイヤチェンジャー G 防爆ゲージ H ホイールキズ付き防止マット ● ハイミッションジャッキ(参考) ● 油圧プレス(参考) ●:エリアの上面視には記載していませんが、倉庫等からの持ち出して、この場所で使う頻度が高い物。作業スペースを確保しましょう。
タイヤ整備エリア 必要スペース 間口×奥行(目安) 4.5m×2.0m レイアウト上のポイント・留意点 タイヤチェンジャーの作業スペースには、 ホイールへのキズ付き防止用にゴムマットなどを床面に設置することを推奨します。 タイヤ組立後の空気補充は防爆ゲージの中で行うため、タイヤチェンジャーの近くに防爆ゲージを設置します。 プラスONE提案 エンジニアの負担軽減のため、タイヤチェンジャーやホイールバランサーにリフター機能付きのもを推奨します。 関連法規 【道路運送車両法】 道路運送車両法 【労働基準衛生規則】 労働安全衛生法 タイヤ空気充填作業特別講習