<div> <div class="tf_block bluearea"> <div> <ul> <li><strong>近年、エアーコンプレッサーの小型化・静音化が進み、騒音規制法・振動規制法・労働安全衛生法の基準を満たす場合は、機械室を設ける必要はありません。</strong></li> <li><strong>機械エリアを中2階への設置する場合は、設置面の補強や遠隔制御盤の設置が必要になる場合があるので、注意が必要です。</strong></li> <li><strong>機械室を設置する場合は、エアーコンプレッサーの振動や騒音が発生するため、店舗内や近隣住民への振動・騒音を配慮したスペースに確保することを推奨します。</strong></li> </ul> </div> </div> </div> <div> </div> <div><img src="images/mbpwmiq0qaw7k_b8c8dea6-cdbb-4837-835f-c3cd92e8a4df.png" alt="" width="920" height="516"><br>※画像はイメージです</div> <h2>必要スペース</h2> <div> <table style="border-collapse: collapse; width: 100%;" border="1"><colgroup><col style="width: 30%;"><col style="width: 70%;"></colgroup> <tbody> <tr> <td class="bg-gray"> </td> <td class="bg-gray">必要最低値（参考）</td> </tr> <tr> <td class="bg-lightgray" style="text-align: center;"><strong>面積</strong></td> <td>８㎡以上</td> </tr> <tr> <td class="bg-lightgray" style="text-align: center;"><strong>照度</strong></td> <td>200lx</td> </tr> <tr> <td class="bg-lightgray" style="text-align: center;"><strong>電源</strong></td> <td>4ヶ所（100V）、3ヶ所（200V）</td> </tr> </tbody> </table> </div> <div><br>機械エリアの大きさは、設置するコンプレッサーや補助タンクが搬出入できる間口と、機器のメンテナンスが十分に行えるスペースを確保します。
必要な設備はこちらをご覧ください。</div> <div> <div class="tf_block tf_icon detail"> <div><a href="#">エアー関連設備</a><br><a href="#">排気設備</a></div> </div> </div> <h2>レイアウト上のポイント・留意点</h2> <div> <ul> <li>壁・天井・扉は、防音構造とし、店舗内や近隣住民への振動・騒音に配慮します。</li> <li>機械室を設ける場合は、室温上昇防止のため、換気扇の設置とガラリ付き扉を選定します。</li> <li>エアーコンプレッサー本体および補助タンクは、定期的な水抜きが必要なため、機械エリアには必ず排水口を設け、排水口は油水分離槽へ接続します。</li> <li>排気設備用の排気ファンを設置する場合は、各ストールの排気設備と埋設配管で接続し、ダクトより屋外へ排出します。</li> </ul> </div> <h3>プラスONE提案</h3> <div>機械エリアテクノショップ内に設置する場合は、コンプレッサー本体からの熱により周辺温度が高くなるため、空調機の吸込口はコンプレッサーから離すなどの工夫が必要です。</div> <div> </div> <h4>関連法規</h4> <div>【騒音規制法】【振動規制法】<br>都道府県知事が生活環境を保全する地域として指定した地域に、原動機の定格出力：7.5kW 以上の空気圧縮機および送風機を設置する場合は、特定施設の届出が必要となります。</div> <div><strong>※指定地域や騒音・振動規制値については、都道府県によって異なる場合がありますので、必ず事前確認を行ってください。</strong></div> <div> <div class="tf_block tf_icon detail"> <div><a href="#">騒音規制法</a><br><a href="#">振動規制法</a></div> </div> </div> <div>【労働安全衛生法】<br>最高使用圧力0.2MPa以上で内容積40L以上、または最高使用圧力0.2MPa以上で内径が200mm以上でかつ長さが1,000mm以上の圧力容器（第2種圧力容器）を設置した場合は「定期的な自主検査の実施と3年間の記録保管」が義務付けられております。</div> <div> <div class="tf_block tf_icon detail"> <div><a href="#">労働安全衛生法</a></div> </div> </div> <div> </div>