稼働率が高く、使用する整備機器も多いため、十分なストールサイズと整備機器などを収納する付帯スペースを確保します。 作業の流れを考慮し、完成検査場の近くに配置します。 ※画像はイメージです 必要最低値(参考) ストールサイズ 幅5.0m×長さ8.0m 照度 750lx以上 電源 7ヶ所(100V) エア 3ヶ所
設備 ❶ オイルガン&ホースリール ※1 ❷ ドレーンキャビネット ※1 ❸ 手洗いシンク ※2 ❹ ストールキャビネット ❺ リフト(プレート式埋設シリンダーリフト) ❻ 100Vコンセントリール&LANケーブル ❼ ライト点検用ミラー ❽ 可動式エアホースリール ❾ 3連リールBox左:エアホース中:100Vコンセントリール右:リフトリモコンスイッチ
機器 A ローテンション台車 B 高機能型タイヤリフター付きシステム台車 C オイルドレーナー D トランク荷物置台車 E 検査員机・PCデスクPC検査用スキャンツール ● ツールスタンド ● 作業台 ●:エリアの上面視には記載していませんが、倉庫等からの持ち出して、この場所で使う頻度が高い物。作業スペースを確保しましょう。 ※1:オイルガン&ホースリール(またはオイルサーバー)とドレーンキャビネットは2~3ストールに1基の設置を推奨します。※2:手洗いシンクは2~3ストールに1基の設置を推奨します。 レイアウト上のポイント・留意点 車検ストールは、タイヤリフター付システム台車の前後移動を考慮し、ストール幅を基本ストールサイズ(幅4.0m×長さ8.0m)より1.0m広く設定します。柱などでシステム台車の動線が影響を受けないように注意します。 ストールの大きさ、作業スペースとリフト配置・付帯スペース OBD検査の対応や、記録簿への記載をやり易くするため、検査員机・PCデスクを設置します。(OBD検査は敷地内であれば実施可能なため、例として車検ストールに記載しております。) 実際の作業では、タイヤを外した後は、システム台車からローテーション台車が分割された状態になるので、ローテーション台車の置き場所も初期段階から検討しましょう。
プラスONE提案 車検時にタイヤ交換を店舗で行うことが多い場合は、タイヤチェンジャーやホイールバランサーを車検ストールの近くに配置します。 フェンダカバー、バッテリーテスター、ごみ箱をおける台車や、下回り確認用に小型のイスなどを設置すると作業の効率向上につながります。