常備在庫部品の置場は作業効率を考慮し、収納スペース内のストールに近い位置や、ストール前方の付帯スペースなどに設置します。 安全確保のため、部品棚および大物部品には必ず転倒防止措置を施します。 部品棚のレイアウトや管理方法の詳細については「トヨタ販売店部品業務標準(TOPPS)マニュアル」をご参照ください。 トヨタ販売店部品業務標準(TOPPS)(外部ページ)>
必要最低値(参考) 大きさ(目安) 幅3.6m×奥行2.1m 照度 500lx 部品棚は、エンジニアの動線が最短になるよう棚を向かい合わせる形を基本とし、通路幅は約1.2m確保します。 棚サイズ(mm):幅1,800×奥行450×高さ1,800 ※ ※棚サイズは店舗規模や入庫数に合わせて検討します。棚の奥行は種類があり、450mmまたは600mmのケースが多いです。自社の状況に合わせて適切なサイズを選択しましょう。 ※設置スペースの確保が困難な場合は、部品棚を背中合わせとした配置も可能ですが、エンジニアが棚の周囲を回るため、動線は長くなります。 レイアウト上のポイント・留意点 部品は、品目順・品番順の収納を基本とし、部品の重量や取り出しやすさ、頻度を考慮し、最適なレイアウトを決定します。棚の導入や設置に関しては各TMP支社にて各種提案をいただける場合もあるので早めのご相談を推奨します。 部品棚レイアウトのポイント ❶ 間口には、必ず「のれん」を貼り、品番・品名・収容数(MAX、MIN)を表示します。 ❷ 間口、奥行きの大きさは、規定数の部品を収納した時に、ちょうど一杯になる大きさにします。 ❸ 空きスペースや天板上などに、決められた部品以外の物が置けないよう、間口をふさぐなどの工夫を施します。 プラスONE提案 常備部品棚への位置を工夫することで、エンジニアの歩行動線を短縮できます。 紙カルテのオペレーションでは、オフィスとストールの動線上に部品棚を配置します。 補機バッテリーを通常の部品棚に収納すると、重量負荷で棚が変形することが有ります。積載重量の大きい棚を導入したり、バッテリー専用棚を使用するなど店舗状況に合わせて工夫します。また、重量物のため、出し入れがしやすい高さに保管します。 ストールの間に部品エリアを設けて、棚の両側から部品を取り出せるように工夫している事例もあります。