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レイアウト上のポイント・留意点 |
❶ |
天候による影響を受けないよう、屋根・壁を設けます。 |
❷ |
暑さ寒さ対策として空調を導入します。小型ポタブルスポットクーラーでは排熱で室温が上昇するため、全体冷暖房がお勧めです。
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❸ |
冷暖房の効率を落とさないようにシートシャッターを設置します。
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❹ |
水はけをよくするため、床面には、勾配と排水溝を設けます。 また、排水溝には、必ず泥溜桝を設け、油水分離槽へ接続します。 |
❺ |
新車の納車準備作業も考慮し、適度な明るさの照明設備※を設置します。 |
❻ |
室内清掃やボディーコート作業に必要な水道栓やコンセント※、エアーチャックを設けます。 |
※水がかかる可能性がある場合には、照明設備やコンセントは防水タイプを選定。
- 拭き取り場の水道配管は、使用水量を考慮し、太めの配管を選定します。
- 給水栓や水道栓は、床面から1.1m~1.3mの高さに設けます。
- 寒冷地では、配管の立ち上がり部へのヒーター取り付けや、屋外地中配管は凍結しない深さに埋設するなど、 凍結防止策を施します。
プラスONE提案
- 拭き上げ場に吊り下げ式のエアリールを設置すると、エアーで水分を飛ばすことができ作業の効率化が図れます。
- 拭き上げツールやタオルの脱水機など省力化ツールを使用すると効率化が図れます。
- ボデーコート場として利用する場合は、飛散防止のカーテンなどが必要になる場合があります。専門業者と早めに相談をし、必要な設備機器を確認しましょう。
- 開閉頻度を考慮し、シートシャッターは手動式なども視野に入れて検討しましょう。
- 拭き取り場に空調を後付けする場合やシーズンレンタルなどで運用をする場合は拭き取り場に200V電源を準備しておくと便利です。
紹介設備
機 器 |
概 要 |
移動式バキュームクリーナー |
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用途範囲の広い、乾湿両用タイプのクリーナーを推奨 |
関連法規
【水質汚濁防止法】【下水道法】
排水を下水道へ流す場合は、下水道法が適用されますので、管轄する公共下水道管理者への届出が必要となります。