- サービス部門の実施事項は、新築/増築とも同一であるため、これ以降は新築時の流れに沿って 記載しております。 なお、増改築時の対応につきましては、本書「第Ⅱ部1章 エリア別ファシリティー 」および「第Ⅱ部2章 設備別ファシリティー 」の該当ページを参照ください。
- また、増改築時の全体プロセスにつきましては、「店舗づくりナビ」⇒「店舗設計関連」⇒ 「店舗マニュアル」⇒「増改築編」を参照ください。
- 店舗設計に関する詳細な情報やアドバイスが必要な際は、トヨタ自動車㈱ プラント・環境技術部が有償で提供する店舗設計コンサル制度をご活用ください。この制度は、「使い易さ」や「美観」などの質的向上とコスト低減を両立させた計画を提案させていただきます。より高い効果を得るためには、店舗設計プロセスの早い段階で店舗設計コンサル制度を活用することが非常に有効です。
店舗設計プロセスの概要
店舗設計時の「[1]企画」から、「[8]運用・メンテナンス」までのプロセスは以下のとおりです。
プロセス全体の流れと、サービス部門に関係する工程および実施タイミングをご確認ください。
ここからは、「店舗設計プロセス」のうち、サービス部門が関係する工程とそのタイミングで行う実施事項の詳細および、そのポイントについて紹介いたします。
店舗設計におけるポイント・留意点
企画段階からサービス部門の参画の重要性
サービス部門が企画段階から参画することで、やり直しや追加作業を防ぐだけでなく、効率的かつ効果的な店舗計画に繋がります。
一方で、サービス部門が企画段階で参画しない場合、作業ストール数の不足や付随施設(洗車場や油脂庫など)の配置に制限がかかるため、オープン後に作業効率が低下することがあります。そのため、企画段階からの参画が非常に重要です。
最適な設計・購買プロセスによるイニシャルコストの最少化
設計プロセスの遵守による無駄な工数・費用の削減